中国BYDの電気自動車が北海道でデビュー

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電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)の日本正規販売店「BYD AUTO札幌西」が、2024年2月17日、北海道札幌市中央区帝国にオープンした。BYDにとって国内20店舗目、北海道では初となる。

2月16日のオープニングセレモニーに出席したBYDオートジャパン(比亜迪日本、本社:横浜市)の東福地篤樹社長は、「BYDのオール電化車は、バッテリーの温度管理システムが優れているため、北海道の寒冷地でも安心して走行できる 」と強調した。

新店舗では、スポーティなSUV「ATTO3」とコンパクトEV「DOLPHIN」を展示する。また、試乗だけでなく、スポット点検や定期点検、修理にも対応するという。

日本市場での販売・サービスを専門とするBYDオート・ジャパンは、2025年までに国内販売店を100店舗以上に増やす目標を掲げており、 既存の店舗に加え、すでに30店舗以上の出店が決定している。
 東福寺社長は「北海道では都市部を中心に数店舗を出店する予定であり、札幌地区にも(販売店を)出店することを基本的に決めている」という。

販売店の運営を担当するD&Dマネージメントジャパン(東京都中央区)の村脇学社長は「札幌では2023年から試乗車を受け付けており、毎月10~20人の申し込みがある」と話す。 試乗者は主に都市内移動用のセカンドカー購入を検討している30~59歳の顧客が多いという。

村脇社長は「北海道ではガソリンスタンドが減少しており、2018年に発生した地域一斉停電の影響でバッテリーの需要もある。 EVは寒冷地や積雪地に適応しにくいという固定概念がなくなれば、EVはさらに普及できるかもしれない。」と述べている。

引用元
https://cn.nikkei.com/china/ccompany/54833-2024-02-17-11-30-05.html